来場者を乗せて広場内の線路を走るキハ101(与謝野町滝・加悦SL広場)

来場者を乗せて広場内の線路を走るキハ101(与謝野町滝・加悦SL広場)

 施設の老朽化などで3月末で閉園する京都府与謝野町滝の加悦SL広場で28日、「さようなら『加悦SL広場』再現列車運転会」が開かれた。全国から家族連れや鉄道ファン約450人が訪れ、広場との別れを惜しんだ。

 同広場を拠点に活動している加悦鐵道保存会が主催した。走行車両は、同会が2004年に動態復元した1936年製造の気動車「キハ101」で、旧加悦鉄道で使われていた。来場者は走る車両に向けて盛んにシャッターを切り、乗り込んだ人は外に向かって手を振るなどしていた。
 京都府宮津市出身で、小学生の頃に遠足で同鉄道を使ったという横浜市の会社員男性(55)は「思い出の乗り物を見るために来た。地域の車両が博物館ではなく、地元に保存されているのは意味あること。(閉園は)もったいない」と話した。
 運転会は29日も開かれる。午前10時~午後3時。再現列車への乗車は、入場料とは別に100円が必要。