巨椋池干拓地の排水路沿い約300メートルにわたって咲くハナモモ(京都府宇治市槙島町)

巨椋池干拓地の排水路沿い約300メートルにわたって咲くハナモモ(京都府宇治市槙島町)

 京都府宇治市槙島町の巨椋池(おぐらいけ)干拓地の排水路沿いで、ハナモモが満開を迎えている。淡いピンクや白の花が、約300メートルにわたってあでやかに咲いている。

 ハナモモは花を観賞するために品種改良されたモモ。地元住民でつくる「巨椋水辺づくりプロジェクト」が10年前、不法投棄が多かった排水路の美化活動の一環として、土手にハナモモの種を数カ所にまいた。
 台風被害で倒れたこともあったが、毎年少しずつ増やし、現在は約80本が育つ。淡いピンクと白の八重咲きの木が交互に並び、訪れた地元住民らは春風に揺れるハナモモ並木を撮影していた。
 同プロジェクト代表の辻昌美さん(84)は「ハナモモは、ごみが減ってきれいになった排水路の象徴。晴れやかに咲く花を見に来てほしい」と話した。
 並木は、宇治市槙島町東鴫沢の近鉄京都線西側にある。暖冬で開花は例年より10日ほど早く、4月初旬までが見頃という。