初めて本格的に育てられた京丹波町産のイチゴ (京都府京丹波町質美)

初めて本格的に育てられた京丹波町産のイチゴ (京都府京丹波町質美)

町産のイチゴを生かして作ったケーキ(京丹波町曽根・道の駅「京丹波 味夢の里」)

町産のイチゴを生かして作ったケーキ(京丹波町曽根・道の駅「京丹波 味夢の里」)

 京都府京丹波町内でこのほど、本格的なイチゴの生産が初めて始まり、新たな特産品にしようと地域を挙げて盛り上げている。同町曽根の道の駅「京丹波 味夢の里」では、この町産イチゴを使ったケーキが並んだ「苺(いちご)スイーツフェア」が開かれている。

 イチゴは甘さが強い「章姫(あきひめ)」で、建築関連会社のジャパンマテリアル(本社・大阪市東住吉区)が所有する同町質美の農園で育てられている。

 同社工事部の西森強部長(54)によると「京丹波は寒暖の差があるので、イチゴの生産に適している」といい、昨年9月、農園内に367・2平方メートルのビニールハウスを組み立て1500株を植えた。12月初旬から町内に出荷を始め、その際、味夢の里とも知り合った。

 1月中旬に始まった同フェアでは、ショートケーキやティラミス、タルトなど10種類のケーキのうち4種類が日替わりで提供され、どれもふんだんにイチゴが使われている。甘酸っぱさも出すために完熟する少し前に入荷し、イチゴそのものの味を生かそうとクリームの甘さを控えめにするなど工夫を凝らす。

 味夢の里の大辻茂さん(57)は「コロナウイルスで大変な時期であるが、イチゴで元気づけられたら」と話す。フェアは5月いっぱいまでの予定。また、同社のイチゴは味夢の里や道の駅「瑞穂の里・さらびき」などでも販売されている。