自らデザインを考案、商品化した「馬に乗った飛び出し坊や」を持つ太田さん(右端)=滋賀県栗東市御園・安井商店

自らデザインを考案、商品化した「馬に乗った飛び出し坊や」を持つ太田さん(右端)=滋賀県栗東市御園・安井商店

滋賀県栗東市御園にある「馬に乗った飛び出し坊や」

滋賀県栗東市御園にある「馬に乗った飛び出し坊や」

 日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターがあり、「馬のまち」を掲げる滋賀県栗東市。でも、めったに目にする機会がなく「未確認生物」に等しいUMAのよう―。ならば本物の馬を使わずに馬のまちをアピールしようと、同市下鈎の会社経営者、太田昌宏さん(41)が、交通安全看板の「馬に乗った飛び出し坊や」を販売し、市民の手で路上に設置してもらう「UMAnoMACHIプロジェクト」を始めた。「栗東では誰でも馬主になれる」と参加を呼び掛けている。

 太田さんは、栗東青年会議所(JC)会員だった2018年10月に企画したまちづくりイベントで、飛び出し坊やが騎手になった独自のデザインを考案。地元の小学生20人とともに作り、市役所前や小学校前など24カ所に設置した。
 市内の自治会からも「作ってみたい」という声が上がり、太田さんは「目に見えるかたちで地域に馬を増やそう」とプロジェクト第1弾として企画。飛び出し坊やを製作する久田工芸(東近江市)の協力で商品化し、昨年12月から栗東トレセン内の酒店「安井商店」で販売を始めた。
 騎手版の飛び出し坊やは、購入者(馬主)が自由にペンキで色を塗ることができるよう下地処理した無地(1万2300円、制作マニュアル付き)と色付き(3万8500円)の2種類。地元企業や自治会、トレセンの厩舎(きゅうしゃ)関係者にも協力を呼び掛けている。
 同市出身の太田さんは「小さい頃から馬は天狗(てんぐ)やツチノコと同じレベルで、馬のまちという実感がなかった。みんなで目に見えるかたちのUMA(馬)を増やしたい」と話す。
 5月には制作イベントを開く予定。プロジェクトのホームページはhttps://www.ritto.umanomachi.net
 飛び出し坊やの問い合わせは安井商店077(558)1225。