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 淡いピンクの花びらが朝日を浴びて輝きを増す。春らんまんの大津市長等地区。琵琶湖疏水に隣接する長等小の上空から見ると、ふわふわとした「花道」が長等山へと駆け上がるように続いていた。


 琵琶湖疏水の両脇には約200本、三井寺(同市園城寺町)境内には約1300本のソメイヨシノやヤマザクラが植わり、3月末、一斉に咲きそろった。

 


 西国三十三所の巡礼道として、古くは三井寺から今熊野観音寺(京都市東山区)へと、多くの参詣者が山を越えた。圧巻の桜は道中の疲れを癒やしたのだろうか。


 長等小では9日、入学式があり、新1年生95人を迎えた。新入生たちは、若葉が芽吹いた桜の木に見守られ校門をくぐった。それぞれの思いを胸に、春は新たな生活が始まる。昔も今も日本人の心を引き付ける桜。見頃は駆け足で過ぎたが、子どもたちの歓声が学びやで満開になった。