日本農業遺産の「琵琶湖システム」を紹介するジオラマ(大津市京町4丁目・県庁県民サロン)

日本農業遺産の「琵琶湖システム」を紹介するジオラマ(大津市京町4丁目・県庁県民サロン)

 成安造形大(大津市)の学生らが、琵琶湖などの自然環境と調和して発展してきた県の農林水産業「琵琶湖システム」を紹介するジオラマを制作した。大津市の県庁内の県民サロンで展示されている。
 琵琶湖システムは、千年以上の歴史を持つえり漁などの伝統漁法や、湖魚が遡上(そじょう)して産卵する「魚のゆりかご水田」、その環境を守るために生まれた減農薬農業などを示す。昨年2月、農林水産省が認定する日本農業遺産に選ばれた。
 ジオラマは縦97センチ、横75センチ。県の依頼を受けた同大学の学生有志4人が、琵琶湖システムの意味を勉強しながら、昨年7月から約8カ月かけて作った。湖やえり漁、里山、森、ゆりかご水田を、立体的にカラフルに表現し、農林水産業に携わって生活する人々も登場する。
 展示は4月10日まで(平日のみ)。県は同システムの啓発用パンフレットもサロンで配布している。