フジテックが機能を向上させて発売するエレベーターの内部

フジテックが機能を向上させて発売するエレベーターの内部

 フジテックは、主力のエレベーターの新製品を4月1日に発売する。業界では初めてクーラーを標準搭載し、高層ビル向けに昇降スピードを高めた製品もラインナップに追加。機能を向上させ、販売拡大を図る。
 住宅や商業施設、オフィス向けの主力ブランド「エクシオール」を刷新した。冷房機能があるエレベーターの導入が広がる中、かごの天井裏に設置する小型クーラーを開発し、標準装備した。
 昇降速度は従来の分速45メートル、60メートル、90メートル、105メートルの4種類に加え、新たに120メートルを追加。高層建物の輸送効率が高まり、乗り場での待ち時間が最大1割短縮できるという。
 衛生環境も考慮し、手をかざすだけで行き先階を指示できる非接触ボタンをオプションで用意。エレベーター内の乗車人数から混雑状況を5段階で示す新たな表示も導入した。
 定員6~38人。定員9人の標準タイプで平均価格は税抜き1200万円。国内で初年度3千台の販売を目指す。