学校の総合学習や図書館などで活用してもらおうと作成した冊子を持つ上野所長(守山市今浜町・琵琶湖大橋有料道路管理事務所)

学校の総合学習や図書館などで活用してもらおうと作成した冊子を持つ上野所長(守山市今浜町・琵琶湖大橋有料道路管理事務所)

 昨年9月に架橋55年を迎えた琵琶湖大橋の歩みを振り返る冊子「写真で見る琵琶湖大橋の55年 歩いてみよう 通ってみよう 探検してみよう」を琵琶湖大橋有料道路管理事務所(滋賀県守山市)が発行した。建設工事中の写真や当初の完成予想図などから昭和後期の貴重な土木遺産の歴史が垣間見える。

 同事務所の上野邦雄所長(62)が、周辺の学校の総合学習や同橋の検査路の探検ツアーなどで資料として活用してもらおうと企画、編集した。
 冊子は縦15センチ、横21センチで全15ページ。1964年に開通した旧橋と94年に完成した新橋の建設作業の写真、当初はトラス構造だった橋の予想図などを網羅。工事が急ピッチで進む様子を伝える当時の新聞記事、65年の毎日マラソンでアベベ・ビキラ選手が橋を走る写真なども盛り込んだ。
 上野所長は「歴史の歩みを振り返ることができる要素を集約した」と話す。県内約50カ所の公立図書館に配布する予定。