カモメをかたどった彫刻作品「風になるとき2020」と西野さん(亀岡市追分町・亀岡駅北広場)

カモメをかたどった彫刻作品「風になるとき2020」と西野さん(亀岡市追分町・亀岡駅北広場)

 京都府亀岡市在住の彫刻家、西野康造さん(68)がこのほど、同市追分町の亀岡駅北広場に彫刻作品「風になるとき2020」を寄贈した。両翼を風になびかせるカモメの姿をイメージした作品で、新設のスタジアムに隣接する広場のシンボルとなっている。

 金属彫刻を手掛ける西野さんは薭田野町などに工場を構え、東京都や米ニューヨークなど国内外で展示する作品を制作している。今回、サンガスタジアム京セラ(府立京都スタジアム)の完成に伴って新しい広場を整備していた市の依頼を受け、地元亀岡に初めて作品を設置した。
 広場を望むJR亀岡駅2階の展望デッキに出向くなどして、高さ8メートルほどある作品が亀岡の風景に溶け込むようこだわった。スタジアムや牛松山を背に、チタン合金製の「カモメ」が優雅に空を飛び、夜にはライトアップされて翼がきらきら光る。
 西野さんは「これから多くの人が集う広場で、待ち合わせの目印に使ってほしい。訪れた人が芸術に触れる機会にもなれば」と期待している。