御霊祭の成功を祈願して行われた臨時大祓式(京都市上京区・御霊神社)

御霊祭の成功を祈願して行われた臨時大祓式(京都市上京区・御霊神社)

臨時大祓式で奉納された菓子「唐板」(京都市上京区・御霊神社)

臨時大祓式で奉納された菓子「唐板」(京都市上京区・御霊神社)

 御霊神社(上御霊神社、京都市上京区)で31日、5月に予定している「御霊祭」の成功を祈願して、臨時大祓(おおはらえ)式が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて神職が一日も早い終息を祈願し、疫病よけとされる煎餅菓子が供えられた。

 御霊祭は、悪霊を退散させるために9世紀に行われた御霊会が始まりとされ、毎年5月1日から18日にかけて営まれる。例年、祭りの前に大祓式は行わなっていないが、今年は新型コロナウイルスの影響を考え、祭りの成功とともに、感染症の早期終息を祈願することにした。
 大祓式は、神職ら5人が境内で行った。神職が祝詞を奏上し、小栗栖元德宮司(76)が大祓の言葉を読み上げた。御霊会の際に作られ、疫病よけの神饌(しんせん)を再現したとされる煎餅菓子「唐板(からいた)」も奉納され、神社を訪れていた近隣住民に振る舞われた。