平成を代表する野菜に選ばれたパクチー

平成を代表する野菜に選ばれたパクチー

 タキイ種苗(京都市下京区)は、平成を代表する野菜についてインターネット調査を行い、パクチーが1位になったとこのほど発表した。「流行」「代表」「定着」の各分野で1位の3冠だった。

 平成の30年間で流行した野菜、代表する野菜、定着した野菜について全国の310人を対象に複数回答でアンケートを行い、3部門とも1位がパクチー、2位はアボカド、3位はフルーツトマト、4位はズッキーニとなった。

 パクチーはコリアンダーや香菜とも呼ばれるセリ科の野菜で独特の風味があり、主に東南アジア、中国で薬味として用いられる。

 平成の30年間でタイやベトナムなど東南アジア料理が普及し、風味を生かしたソースやスナック菓子なども製品化されている。近年は国内でも栽培され、生鮮野菜としてスーパーの店頭にも並ぶ。こうした背景もあってか、「流行」では半分以上の人がパクチーを挙げた。

 新たな元号のもとで流行しそうな野菜については、ブロッコリーやダイコンなどの新芽にあたるスプラウトが1位で、パクチーも2位に入った。同社は「パクチーはタイやベトナム料理店の増加とともに広まったのではないか。栽培も難しくなく、身近な野菜になっている」としている。