新型コロナウイルス感染者で嗅覚や味覚の異常を訴える人が相次いでいることを受けて、日本耳鼻咽喉科学会は31日までに、においや味を感じなくなっても、発熱やせき、だるさ、息苦しさといった症状がない場合は、自宅で様子を見てほしいと呼び掛けた。

 嗅覚や味覚の障害はインフルエンザや一般のかぜでも起きることがあり、特効薬はないが、自然に治ることが多い。医療機関に患者が殺到し、感染が広がるのを避ける目的で呼び掛けをした。

 学会は、嗅覚や味覚障害だけの場合は2週間外出を控えて自宅で様子を見るように求めた。それでも改善しない場合は耳鼻咽喉科に電話で相談してほしいとしている。