富士フイルムホールディングス(HD)傘下の製薬会社、富士フイルム富山化学は31日、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、新型コロナウイルス治療のための臨床試験(治験)を同日から開始したと発表した。効果と安全性を確認した上で早期の承認取得を目指す。

 治験は東京都内の病院でコロナ感染症の患者約100人を対象に6月末まで実施する。アビガンはインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果があり、コロナウイルスに対しても同様の効果が期待されている。

 アビガンは海外からも多くの引き合いが寄せられているため、生産体制を強化する。