中国仏教協会から贈られたマスクを清水寺の森貫首(左)から受け取る市老人福祉施設協議会の山岸会長=京都市東山区の同寺

中国仏教協会から贈られたマスクを清水寺の森貫首(左)から受け取る市老人福祉施設協議会の山岸会長=京都市東山区の同寺

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、中国の仏教徒でつくる「中国仏教協会」(本部・北京)が1日、親交のある清水寺(京都市東山区)を通じ、マスク1万枚を京都市老人福祉施設協議会に贈った。

 新型コロナウイルスの感染の広がりを心配した同寺の森清範貫首(79)が2月下旬、「不撓不屈」としたためた書を中国仏教協会に送付。そのお返しとして、礼状とともにマスクが送られてきたという。
 この日は同協議会の山岸孝啓会長(64)が清水寺を訪れ、マスクを受け取った。森貫首は「中国からのご厚意を皆さまと分け合い、今後も中国との交流を深められたら」と述べた。
 マスクが入った段ボール箱には日中の連帯を深めていこうという意味の「一衣帯水 黄金紐帯」の張り紙があり、山岸会長は「マスクが出回らないこの時期にいただけるのは感謝しかありません」と語った。加盟する特養など122施設に不足具合を聞き取った上で配るという。