山中伸弥京都大教授

山中伸弥京都大教授

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製・提供するため昨年9月に発足した「京都大学iPS細胞研究財団」はこのほど、公益認定を取得したと発表した。安定的な臨床用iPS細胞の提供を目指す。


 同財団の理事長は山中伸弥教授が務める。拒絶反応を起こしにくい提供者(ドナー)から作ったiPS細胞を備蓄(ストック)する京大iPS細胞研究所の事業は同財団が担う。
 初年度は18億円の運営経費を見込む。公益認定に伴い、iPS細胞研究基金から100億円を財団に移す。山中教授は「安全性の高いiPS細胞を製造・備蓄し、全国の研究者や企業に公平かつ適切な価格で提供していく」とコメントした。