新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「慎重な行動」を呼び掛ける学生(京都市中京区・市役所)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「慎重な行動」を呼び掛ける学生(京都市中京区・市役所)

 京都産業大(京都市北区)で新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)が発生したことを受け、京都市内の学生団体が1日、市役所を訪れ、学生に慎重な行動を呼び掛けるアピール文を発表した。

 呼び掛けを行ったのは、毎年秋に京都学生祭典を開催している実行委員会と、学生目線で京都の魅力を発信するグループ「京都学生広報部」。クラスターが確認された3月29日以降、「自分たちにできることはないか」と考え、呼び掛けを思い立ったという。
 呼び掛け文では、換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面の三つの「密」が重なる場を「徹底して避けましょう」とした。4月は新入生の歓迎コンパやイベントが盛んな時期だが、「事態は深刻。自粛、延期を勇気を持って決断しましょう」とアピールした。
 京都学生祭典実行委員会の委員長で京都大3年の男子学生(21)は「自分たちの活動も自粛になり正直残念という気持ちもあるが、今だからこそできることを考えたい」と話していた。