新型コロナウイルスに関し会見する(左から)門川市長、西脇知事、松井府医師会長=2日午前10時55分、京都市上京区・府庁 撮影・増山遼

新型コロナウイルスに関し会見する(左から)門川市長、西脇知事、松井府医師会長=2日午前10時55分、京都市上京区・府庁 撮影・増山遼

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都府の西脇隆俊知事と京都市の門川大作市長は2日午前、緊急の共同記者会見を上京区の府庁で開き、当面の間、患者が急増している首都圏、阪神圏への不要不急の往来や人混みが予想される場所への外出などを自粛するように強く呼び掛けた。

 西脇知事は京都産業大の学生に端を発した感染拡大に加えて感染ルート不明の患者が急増していることに危機感を示し、「身近なところに感染リスクが潜んでいることを認識してほしい」と訴えた。新年度で人の往来が増える時期であることを踏まえ、特に無症状で感染を広げる事例が確認される若年層に対して慎重な行動を促した。大学には授業開始時期の思い切った延期やオンライン授業の導入なども求めた。
 府内では2日正午現在で感染者は計76人に上る。重症者は3人で、18人がすでに退院している。