年内最後の競り「止市」に出荷された冬の花(京都府宇治市伊勢田町・大原総合花き市場)

年内最後の競り「止市」に出荷された冬の花(京都府宇治市伊勢田町・大原総合花き市場)

 京都府宇治市伊勢田町の大原総合花き市場で28日、年内最後の取引となる「止市(とめいち)」があった。仕入れのピークを過ぎたこともあって業者の数は少なかったが、競り人が値段を提示する威勢の良い声が市場内に響いた。

 鉢植えの競りが午前8時半に始まり、府内や滋賀県、大阪府などの業者が参加した。シンビジウムやガーベラなど冬の花を真剣に見定め、競り人の「50円」「100円」といった声に合わせ、手を挙げて競り落とした。

 同市場の浅田一夫経理部次長(68)は「今年は災害続きで出荷量は減ったが、野菜と違い花は嗜好(しこう)品なので値段は上がりにくかった。来年は東京五輪準備の需要で、業界が活気づけば」と話した。新年の「初市」は1月7日に開かれる。