クルーズ船から下船し、地元園児から歓迎を受ける観光客ら(舞鶴市松陰・舞鶴港第2埠頭)=昨年9月

クルーズ船から下船し、地元園児から歓迎を受ける観光客ら(舞鶴市松陰・舞鶴港第2埠頭)=昨年9月

 京都府は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月~6月に予定されていたクルーズ船の舞鶴港への寄港8回がキャンセルになった、と発表した。初寄港の大型客船3隻も含まれており、海外渡航や国内の外出自粛が続く中、今後の寄港も「不透明」という。

 クルーズ船の寄港は舞鶴市と府などが誘致を進めており、今年は4月~10月で30回の寄港を予定していた。しかし、2月には横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの集団感染が発生。その後、世界規模で感染が拡大した影響でクルーズ自体が取りやめになっているという。

 府によると、新たにキャンセルが判明したのは、中国発着の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(定員約4900人)や国内を回る「にっぽん丸」(同約400人)など4隻計5回の寄港。すでに豪華客船「クイーン・エリザベス」(同約2千人)や台湾発着の「コスタ・ベネチア」(同5260人)など3隻の初寄港中止が決まっていた。

 府経済交流課は「初寄港があっただけに残念。新型コロナウイルスの感染の終息を待つしかない」としている。