あでやかな着物姿で舞う人形「祝賀」などが並ぶ「関原京人形展」(八幡市八幡・石清水八幡宮清峯殿)

あでやかな着物姿で舞う人形「祝賀」などが並ぶ「関原京人形展」(八幡市八幡・石清水八幡宮清峯殿)

 京人形師の関原紫光さん(58)=京都府八幡市八幡=と先代の作品を並べた「関原京人形展」が、八幡市八幡の石清水八幡宮の清峯殿で開かれている。女性があでやかに舞う「祝賀」や、京都で初披露の「神武天皇」など8点を並べ、一足早く新年を祝っている。

 「祝賀」は、扇を手に柔らかな表情を浮かべた人形で、絹ちりめんの着物に、金彩加工と呼ばれる技術でボタンの花を手描きした。ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑さんにもかつて、京都賞の副賞として贈られたという。

 「神武天皇」は、橿原神宮の宝物館の展示絵や書物などを参考に制作した。がっしりとした体つきに、髪を中央で分けて左右で束ねる角髪(みづら)姿で、まっすぐに前を見つめる。来年の改元に合わせた展示で、関原さんは「世の中の平和を祈った初代天皇の思いを人形に込めました」と話す。来年2月28日まで。無休。入場無料。