菅義偉官房長官は3日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の治療薬としての効果が期待されるインフルエンザ薬「アビガン」について、希望する国への無償供与を検討していると明らかにした。「現時点で約30カ国から外交ルートで提供要請がある。今後協議しながら臨床研究を拡大する」と述べた。

 アビガンは、富士フイルムホールディングス傘下の製薬会社「富士フイルム富山化学」(東京)が開発。安倍晋三首相は3月28日の記者会見で、治療薬としての正式承認に向け、治験プロセスを開始すると表明した。