臨時休業の告知が張り出されたカラオケ店(3日午後、京都市中京区・三条通河原町西入ル)

臨時休業の告知が張り出されたカラオケ店(3日午後、京都市中京区・三条通河原町西入ル)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府や自治体の外出自粛要請を受け、京都でも店舗の休業が相次いでいる。「ジャンボカラオケ広場」を全国展開するTOAI(京都市中京区)は、3日から飲食なども含む国内外の全事業を臨時休業。他のカラオケチェーンや居酒屋にも同様の動きがあり、週末の繁華街の姿を一変させている。

 TOAIは、ジャンボカラオケ広場188店舗を含む国内202店舗を19日まで臨時休業し、その後の対応は感染状況を踏まえて判断する。カラオケは政府の専門家会議が、「密閉空間」「密集場所」「密接会話」の条件が重なる場所に挙げており、同社は「顧客や従業員の安心安全を最優先した」という。

 大手チェーンではほかに、「カラオケまねきねこ」を展開するコシダカ(東京)が、京都を含む9都府県約200店舗を13日朝まで臨時休業。居酒屋チェーンの鳥貴族と串カツ田中ホールディングスも4日から直営店の臨時休業を決めている。

 「ジャンカラ三条河原町店」(京都市中京区)では、臨時休業を知らせる紙が入り口に張られ、行き交う人たちが人けのない店内をのぞき込んでいた。右京区の大学1年の女性(18)は「これ以上広がったらと思うと、休業も仕方ない」と不安そうに話した。周辺の通りは金曜の夕方でも人通りが少なく、ある飲食店の店長(33)は「人通りは半減以下。店を開けるだけ赤字だ」とこぼした。