特別に公開している「花の天井」。四季折々の花が描かれている(京都市右京区・平岡八幡宮)

特別に公開している「花の天井」。四季折々の花が描かれている(京都市右京区・平岡八幡宮)

 京都市右京区梅ケ畑の平岡八幡宮で、本殿の名物「花の天井」の特別公開が行われていた。境内のツバキや桜も美しく咲き誇り、拝観者は実物と歴史ある絵の「花見」を楽しんでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、特別拝観は終了した。

 花の天井は、約200年前に造営された本殿の天井の装飾画。縦横70センチで区切った格子の中に「梅」「山桜」「石楠花(しゃくなげ)」など44点がそれぞれ異なる絵柄で描かれている。

 普段は非公開だが、春と秋に特別拝観を実施しており、今年で30年を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大で、ツアーで訪れる団体の拝観者がなく、好天の4日も境内の人けはまばら。佐々木俊輔宮司が時折訪れる人に由緒などを丁寧に解説していた。