やくざ映画で存在感を放った志賀勝さん=1976年

やくざ映画で存在感を放った志賀勝さん=1976年

 太秦の東映京都撮影所で脇役俳優集団「ピラニア軍団」をつくり、ヤクザ映画などで活躍した京都市出身・在住の俳優、志賀勝(しが・まさる)さんが3日午後8時14分、拡張型心筋症のため同市内の病院で死去した。78歳。葬儀・告別式は7日午前10時から京都市右京区西院東貝川町46の3、セレマ天神川ホールで。喪主は長男亀山大(かめやま・だい)氏。

 俳優加賀邦男さんを父に生まれた。平安高卒業後、1960年に東映京都に入社。大部屋俳優として多くの映画に出演。「仁義なき戦い」などのヤクザ映画では、こわもての風貌を生かして迫力ある演技を見せた。室田日出男さんや川谷拓三さんらと75年、「ピラニア軍団」を結成。テレビ番組にも出演し、コミカルな一面も見せた。
 チンドン屋役を演じた映画「狂った野獣」など、志賀さんを多く起用した中島貞夫監督(85)は「こわもてと、それを崩す笑顔に味があり、幅の広い役者だった」と悼んだ。