放火事件後の昨年9月に公開された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」(京都市中京区)

放火事件後の昨年9月に公開された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」(京都市中京区)

京アニの新作「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のポスター。当初の1月公開から再延期となる。

京アニの新作「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のポスター。当初の1月公開から再延期となる。

 京都アニメーション(京都府宇治市)は6日、4月24日に封切りを予定していた新作映画「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の公開を延期すると発表した。昨年7月に放火殺人事件の被害を受けた後もスタッフが製作を続けていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて決定した。改めての公開日は決定次第、ホームページなどで告知するという。

 同社は「映画本編は既に完成を目前にし、公開に向けて進めておりましたが、日本国内における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う日本政府による発表を受け、慎重に検討を重ねた結果、公開日を延期することを決定いたしました」としている。

 ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、感情のない兵士として戦った過去を持つ少女が主人公で、2018年、テレビアニメとして13話が放映された。少女は戦争で両腕を失い、手は義手になったが、戦後、人々の手紙を代筆する仕事をひたむきに学びながら、さまざまな依頼人の思いをくみ取って、自らも人として「愛している」の意味を学ぶ物語。