中国・常熟市から届いたマスク。足立教育長(左)が学校関係者に手渡した(綾部市若竹町・市まちづくりセンター)

中国・常熟市から届いたマスク。足立教育長(左)が学校関係者に手渡した(綾部市若竹町・市まちづくりセンター)

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、京都府綾部市に、中国江蘇省常熟市から2万枚のマスクが届いた。中国国内で深刻化していた1月末に2千枚を支援したお礼で、7日は市内の小中学校に配布した。

 綾部市と常熟市は1989年から友好都市関係にある。常熟市側の要請を受け、1月31日にマスクを発送した。中国で感染ペースが一段落した3月末、常熟市から支援の申し出があったという。
 6日届いたマスクは段ボール10箱分。箱には「綾部市頑張れ!」「出入相友 守望相助(いつでも互いに友人のように接し、ともに見守り助け合おう)」というメッセージが貼られていた。海外交流を担当する企画政策課は「こんなにたくさん届くとは」と10倍のお返しに驚いていた。
 小中学校へは1万2600枚を配布。教員が使う2カ月分に相当するという。足立雅和教育長は「マスク不足は学校の現場からも悲鳴が上がっていた。常熟市からのやさしい気持ちが伝わった」と話した。マスクはこのほか、市の備蓄などにも充てる。