大津市は7日、市立の小中学校計55校と公立幼稚園30園について、8~10日に入学式や始業式などを行った上で、13日から5月6日まで再び休校・休園とすると発表した。

 佐藤健司市長は、隣の草津市内の企業で感染者集団(クラスター)が発生したことや、大津市内の商業施設で働いていた大学生1人が沖縄県に帰省中に感染確認されたことなどを挙げ、「市民に不安が高まっており、市として集団感染の拡大を抑えるために判断した」と述べた。
 休校中は各校で登校日を設けるほか、教員による家庭訪問や電話連絡などを通じて児童生徒の健康や生活、学習状況を確認する。中学校の部活動は中止する。幼稚園や小学校での子どもの臨時預かり、児童クラブは続けるが、保護者が仕事を休める家庭などには利用の自粛を求める。
 6日に市長、教育長らが再休校について協議し、7日に校園長に伝えた。同日記者会見した佐藤市長は「就労家庭が多い中、大変心苦しいが集団感染のリスクを抑えるための苦渋の決断だった」と理解を求めた。
 市内在住者では、7日に新たに2人の感染が確認され、感染者は計7人になった。滋賀県によると、全員が入院中だが軽症。これまでの感染者は海外からの帰国者や、感染した同僚・知人と接触歴のある人だったが、同日判明の2人は感染経路が不明という。