街中の風景をスマートフォンで撮影する前田伸一さん(大津市中央1丁目)

街中の風景をスマートフォンで撮影する前田伸一さん(大津市中央1丁目)

 大津市在住の写真家の男性が任意団体「日本スマホ写真協会」を立ち上げ、スマートフォンの写真撮影のポイントを伝える活動を行っている。「インスタ映え」人気を受け、会員制交流サイト(SNS)で若い女性が集まり、プロの視点で助言を送っている。

 同市中央1丁目に写真事務所を構える前田伸一さん(77)。スマホの撮影指導や写真展開催を目指し、2016年4月に協会を設立した。現在の会員は20人程度で、多くはフェイスブック(FB)などを通じて登録した東京都の20~30代の会社員や大学生という。

 会員からはSNSで「(写真共有アプリ)インスタグラムで映える人物写真のこつは」「どうしたら夜景をきれいに撮れるの」といった質問が寄せられる。前田さんは「会話しながら撮るといい表情になる」などと助言し、構図や色温度の工夫の仕方を教えている。

 自身はスマホで撮影した琵琶湖や大津祭、街中の風景を365日、FBやツイッター、LINEに投稿している。「これだけ美しい写真が撮れると知ってほしい」と話す。

 悩みは、滋賀県内の会員がまだいないこと。来年夏には県内でスマホ写真の全国公募展を催したいと考えている。「地元の会員を増やしたい。うまく撮れない人にはアドバイスを送ります」と話している。

 協会は会費無料。メールnpo-gendai@abelia.ocn.ne.jp