可搬式オービスを使い、子どもらの近くを走る車の速度を計測する警察官(滋賀県栗東市岡)

可搬式オービスを使い、子どもらの近くを走る車の速度を計測する警察官(滋賀県栗東市岡)

 春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせて、滋賀県警はこのほど、県内128カ所で、一斉交通取り締まりを行った。交通機動隊の白バイによる見守りも行い、ドライバーの安全意識向上を図った。

 大津市内では昨年5月、散歩中の保育園児ら16人が死傷した事故があったことなどから、取り締まり場所を昨年の2倍にした。この日の検挙数は計239件で、通行禁止違反が154件、一時不停止が48件、歩行者妨害が6件、携帯電話使用などの「ながら運転」が5件などだった。
 国道1号からの抜け道とされる栗東市岡の県道では、可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)を道路脇に設置。保護者と手をつないだ子どもや、自転車に乗った中学生らのそばを走る車の速度を計測した。
 県警は「生活道路を運転する際、対向車への意識はあっても、歩行者に注意が向かないドライバーが多い。歩行者がいるかもしれないと意識し、数秒先の危険を予測して運転してもらいたい」と呼び掛けている。