光秀ゆかりの地をどう観光に生かすか話し合ったワークショップ(大津市・滋賀県庁)

光秀ゆかりの地をどう観光に生かすか話し合ったワークショップ(大津市・滋賀県庁)

 2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公で戦国武将の明智光秀を観光施策に生かすための講演とワークショップがこのほど、大津市の県庁で開催された。光秀が滋賀に残した多くの足跡を洗い出したり情報共有したりして、観光客誘致のヒントを話し合った。

 県とびわこビジターズビューローの主催。大津や米原、多賀などの市町や県内の観光協会など、計18団体の職員約30人が参加。よく知られている光秀ゆかりの名所旧跡だけでなく、専門家や地元でしか知られていない逸話を紹介し合い、活用方法について意見を交わした。

 講演では県教委文化財保護課の松下浩さんが、大津市の坂本城跡や明智一族の菩提寺(ぼだいじ)の西教寺などについて「全国の戦国ファンにとって滋賀は魅力的なところ。実際に行ってみたいと思っている人は多い」と指摘。光秀の人柄にも触れ「一般には文化人と思われているが、合戦の中で大活躍した。光秀が関わった近江の合戦もキーワードになる」とも話した。ワークショップの参加者たちは「イベントができそうな光秀のエピソードはないのか」「近江で武将たちが通った道も面白い」などと意見を交わしていた。