堂本印象の「松楓和鶴」など花鳥風月をテーマに集められた作品が紹介されている京都市美術館所蔵品展(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

堂本印象の「松楓和鶴」など花鳥風月をテーマに集められた作品が紹介されている京都市美術館所蔵品展(京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 京都市美術館の所蔵品展「花鳥風月」(京都新聞など主催)が2日、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まった。自然への愛情や四季の移り変わりを表す絵画や工芸の名品36点が並び、美術ファンや買い物客らが今年初の芸術鑑賞を楽しんでいた。

 市美術館が2019年度中の再開館に向け改装中のため、同館が所蔵する竹内栖鳳や富岡鉄斎らの作品を公開した。

 堂本印象が1939年に制作した「松楓和鶴(しょうふうわかく)」は、ダイナミックにうねる松の上で鶴が羽を広げる右隻と、丘の上で羽を休める7羽の鶴が描かれた左隻が対となり、動と静を表す。婚礼用の丸帯として40年に山鹿清華が制作した「手織錦大和之薫(かおり)図」は、たなびく彩雲に四季の花や花車などがつづれ織りであしらわれている。

 20日まで。有料。5、6、13、14日の午後2時から、市美術館学芸員らが作品を解説するギャラリー・トークを行う。