きらびやかな衣装に身を包み、札を取り合うかるた姫ら(3日午後1時17分、京都市東山区・八坂神社)=撮影・佐伯友章

きらびやかな衣装に身を包み、札を取り合うかるた姫ら(3日午後1時17分、京都市東山区・八坂神社)=撮影・佐伯友章

 かるたの初手合わせを奉納する「かるた始め式」が3日、京都市東山区の八坂神社であった。平安装束姿の「かるた姫」らがみやびやかな札さばきを披露し、初詣客らは王朝文化をしのばせる遊戯に見入っていた。

 全日本かるた協会近畿支部が主催して49回目。八坂神社の祭神・素戔嗚尊(スサノヲノミコト)が日本初の和歌を詠んだ伝承にちなみ営まれている。

 能舞台では狩衣(かりぎぬ)やあこめ姿の童子・童女4人と袿(うちき)姿のかるた姫10人が2人1組になり、百人一首の札を読み上げる声が響き渡ると、ゆったりとした手つきで札を取っていった。

 かるた姫として妹の正野悠(はるか)さん(18)と手合わせをした姉の弥生さん(20)=大阪府東大阪市=は「装束が重くて大変だったが、良い経験になった。妹がいて心強かった」と話していた。