インタビューに答える大林宣彦監督=2005年8月、東京都世田谷区の事務所

 インタビューに答える大林宣彦監督=2005年8月、東京都世田谷区の事務所

 肺がんと闘い、10日に82歳で死去した映画監督の大林宣彦さんは、最期はプロデューサーでもあった妻恭子さんらに見守られながら、自宅で息を引き取ったという。関係者が11日明らかにした。

 訃報に接し、映画「時をかける少女」に主演した女優原田知世さんは、ツイッターに「在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」と投稿した。

 大林監督は、斬新な表現で「映像の魔術師」と称される一方、晩年は非戦、平和を希求する作品づくりに注力した。遺作となった映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」は、ミュージカルやファンタジーの要素を盛り込みながら日本の戦争の歴史をたどる大作。