あでやかな着物姿で弓を引く新成人ら(3日午前10時35分、大津市皇子が丘1丁目・皇子が丘公園弓道場)

あでやかな着物姿で弓を引く新成人ら(3日午前10時35分、大津市皇子が丘1丁目・皇子が丘公園弓道場)

 新春に弓道の修練を誓う恒例の「初射会(はつしゃかい)」が3日、大津市皇子が丘1丁目の皇子が丘公園弓道場で開かれた。すがすがしい冷気の中、新成人2人を含む参加者たちが、一層の上達を願って今年初めての弓を射た。

 滋賀県弓道連盟が主催した。20歳から80歳までの会員約60人が、紋付きの礼装や華やかな着物にはかま姿で参加した。

 始めに全日本弓道連盟の会長でもある中野秀也県弓道連盟会長が射手となり、大会開始を告げる儀式「矢渡(やわたし)」を厳かに執り行った。その後、新成人や愛好家らが10人ずつ、28メートル先の「尺二的」(直径36センチ)を狙い、2本ずつ矢を放った。

 間もなく成人式を迎える滋賀県近江八幡市の看護学生の女性(20)は「1年の始まりに伸び伸びと引けた。弓道で知った人とつながる大切さを胸に、優しさのある看護師になりたい」と話した。