地元の小中学生を対象にプレゼントするプリン(京都府舞鶴市魚屋・アメイロ ビストロ アルル)

地元の小中学生を対象にプレゼントするプリン(京都府舞鶴市魚屋・アメイロ ビストロ アルル)

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、子どもたちを笑顔にしたい―。京都府舞鶴市魚屋の洋食店「アメイロ ビストロ アルル」は自社で製造するプリンを地元の小中学生にプレゼントする取り組みをこのほど、始めた。宮津市の系列店舗と合わせて、1日計400個程度を各店舗で今月末まで手渡す。

 同店は2013年にオープンし、地元食材を使ったイタリア料理などが味わえる人気店。しかし、全国での新型コロナウイルスの感染拡大で、飲食店での食事が自粛され、3月以降、客足が減った。4月9日からは予約制の弁当のみに営業を切り替えた。
 駒井克洋代表(40)は「売り上げも上げたいが、感染者を出したくない思いとの葛藤があり、飲食部門の休業を決めた。外出自粛でストレスを感じている子どもたちが、喜ぶ姿が見たい」と、プリンの提供を決めた。
 プリンは舞鶴市産の卵や京丹後市の牛乳を使った「マイヅルプリン」と「天橋立プリン」。アルルの店先と、宮津市浜町の商業施設内の系列スイーツ店「アース クロック ラボラトリ」で配る。対象は舞鶴市、宮津市、与謝野町の小中学生で子ども1人につき、1個。駒井代表は「普段、取引している卵や牛乳の生産者にもいい影響がある。コロナが終息したら、うちに限らず、地元の飲食店で食事をしてほしい」と語る。