完全なテレワークが難しい業種では、新型コロナウイルスに注意しながらの職場勤務が続く。世界保健機関(WHO)が3月初めに公表した文書から、事業者が守りたいポイントを紹介する。

 まず消毒と手洗い。職場に感染者がいたら、せきなどで排出されるウイルスが机や電話、キーボードなどに付着する可能性がある。手を介した感染を防ぐため、消毒液で定期的に拭き掃除を。手洗い場のせっけんに加え、手指消毒薬も配置し定期的に補充。せきなどの症状が出た従業員に渡すマスクも準備する。

 微熱など、軽くても新型コロナを疑う症状があれば家で休むよう従業員や取引先に伝え、ポスターなどで掲示する。

 会議や集会は感染の機会になり得るため、開催の必要があるか、出席者を減らせないかを事前に検討する。席はなるべく離し窓やドアを開けて換気を。体調を崩した人を安全に隔離できる場所を確保するなど、出席者の感染が分かった場合の対応策を考えておく。