飲食店一斉休業への支援を呼びかけるクラウドファンディングのホームページ

飲食店一斉休業への支援を呼びかけるクラウドファンディングのホームページ

 新型コロナウイルスの感染拡大で、接客を伴う夜の飲食店が感染リスクの高い場所と指摘される中、京都市内のバーやカフェ、居酒屋などが一斉に自主休業し、その間の資金支援をクラウドファンディング(CF)で呼びかける「京都自主ロックダウン」が、このほどスタートした。集まった資金は参加店舗で分配し、支援者には支援額に10%上乗せした食事券を配布して還元する。

 実行団体「京都ロックダウン推進委員会」の綿島光一さん(31)=西京区=によると、市内の多くのバーや居酒屋などは3月頃から売り上げが落ち込み、「開けていても閉めても同じ」状態になった。経営や従業員の生活のために営業を続けなくてはという声が多い一方、「3つの密」に該当する飲食店は感染拡大の温床となる危険性がつきまとう。このため、感染拡大防止とともに経営への打撃も少なくしようと「ロックダウン」を企画した。
 参加店舗は、今月21日まで全休する。支援者は、「全体への支援」か「特定の店への支援」を選んだ上で、5月3日までにインターネット上の専用サイトを通じて支援する。支援金は一口3千円から。返礼して受け取れる食事券は参加店舗で来年5月まで使える。高額支援者には、全店舗のビデオメッセージなど特別な返礼がある。集まった支援金は、「特定の店への支援」を除き、参加店舗で等分する。
 14日現在、市内のバーや居酒屋、カフェなど60店舗近くが参加している。当初の目標額100万円を突破し、新たに300万円を目標に設定した。自身も経営するバーなど4店舗を休業させている綿島さんは「感染拡大を防ぐだけでなく、CFを通じて、本当は来てくれるはずだったり、理念に共感してもらえたりする『未来のお客様』に出会えれば」と話している。
 参加・支援の希望者は、大手検索サイトで「京都自主ロックダウン」と検索すれば、CFのホームページが表示される。問い合わせは株式会社トリガーリンク075(748)1050。