厚生労働省は14日までに、アルコール度数が高い酒や工業用エタノールを手指の消毒に代用できるとする事務連絡を都道府県などに通知した。新型コロナウイルス感染拡大で、医療機関や高齢者施設でアルコール消毒液の不足が深刻化していることを受けた臨時措置。

 事務連絡では、酒税法で規定する酒造会社や、アルコール事業法の許可業者から購入するよう要請。代用にはエタノール濃度が原則70~83%のものを使い、それ以上の濃度の場合、精製水で薄めるよう求めている。

 厚労省の担当者は「手洗いのできない寝たきりの人や、手指の消毒が不可欠な医療機関などを想定した特例」としている。