新型コロナウイルス感染防止のため、来店客へのお願いを伝えるため制作したポップ(亀岡市古世町・アミティ)

新型コロナウイルス感染防止のため、来店客へのお願いを伝えるため制作したポップ(亀岡市古世町・アミティ)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、丹波地域の商業施設でもレジ待ちの間隔を開けたり、集客を抑制するためチラシを自粛したりと、対策を進めている。京都府亀岡市内では、一部では子連れや大人数で来店するケースもあるといい、店側の危機感は強まっている。

 亀岡市古世町のスーパー「アミティ」を運営する亀岡ショッピングセンターでは先週の土日、来店客が前年同期よりも増加した。親子連れや3世代で訪れる客が目立ったという。自宅での自粛疲れから「営業継続中のスーパーなら大丈夫」と訪れたとみられる。
 客が増えるのは店には本来、ありがたいことだが、山内啓史専務理事は「開いているから安全というわけではない。多数が集まり感染者が出れば、店を閉めることになってしまう」と苦しい胸の内を話す。

 13日、客向けに「必要最低限の人数でご来店ください」「比較的空(す)いた時間(午後1時~4時)にご来店ください」など、五つのお願いを周知していくことを理事会で決定。14日、内容を記した掲示物を店内に設置した。今後、折り込みチラシにも記載するという。

 亀岡市と南丹市に8店舗を展開するスーパーマツモトも、子連れ客などが増加傾向にあることに気をもむ。レジ待ち間隔を開けるなど店内で3密を避ける対策を進める一方、11日からは営業終了時間も、通常午後11時までとしている店舗で1時間繰り上げ午後10時までとした。

 亀岡市篠町のアル・プラザ亀岡では13日から、食品売り場のレジやサービスセンターなどに透明のシートで仕切りを設け、飛沫(ひまつ)感染を防ぐ措置を開始。集客につながるセールも当面中止とした。西友亀岡店(追分町)は釣り銭の手渡しをやめるなどの対応を進め、今後、同社本部から従業員の感染予防のためゴーグルやマスクの追加配備も計画中という。イオン亀岡店(古世町)も社の方針で7日以降、試食販売の中止などに取り組んでいる。