滋賀県庁

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 滋賀県は14日、新たに新型コロナウイルスの感染を確認した11人のうち4人に対し、自宅待機を要請したことを明らかにした。同日までに県が確保した病床がほぼ埋まったためで、三日月大造知事は想定を超える早さで感染者が増えているとして、「県独自の非常事態宣言をすることも検討している」と述べた。
 県内のコロナ対応のベッド数は、指定医療機関にある感染症病床34、結核病床4、一般病床7の計45床。県によると、このうち重症患者のために取り置いている3床を除く42床が埋まったため、軽症で家族への感染の心配が比較的少ない4人に自宅待機を要請した。病床を確保でき次第、入院してもらうという。
 三日月知事は同日夜に記者会見し、京都府が緊急事態宣言の対象地域への追加指定を政府に要請していることや、愛知、岐阜、三重、福井の4県が独自に緊急事態を宣言していることを挙げ、これらの府県に近い滋賀でも「県民の皆さんと危機感を共有したい。外出を控え、家にいてください」と強く呼び掛けた。
 また、これまでに県内で感染が確認された51人のうち18人の感染経路が分かっていないとして、不明ケースが徐々に増加しているとの認識を示した。発症時期についてはばらつきがみられるものの、県健康医療福祉部の角野文彦理事は「ぼやから火事になるかどうかという段階。ここで何とか抑えたい」と話した。