京都弁護士会館(京都市中京区)

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 京都弁護士会は15日、依頼のあった婚姻無効確認請求など3件の処理を長期間放置したとして、40代男性弁護士を業務停止2カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は10日付。

 同会によると、男性弁護士は2016年秋までに、婚姻無効確認請求を受任したが、17年2月から現在まで依頼者に連絡をせず、預かったメモも返還していないという。07年には別の依頼者2人から過払い金返還請求を受任したが、11年ごろから17年まで処理を放置したほか、18年には別の依頼者2人から受任したマンション管理者解任請求の提訴を怠った上、関係者に提訴済みと虚偽の報告を行った、という。

 同会の調査などに対し、男性弁護士は「申し訳なく思っている」と話しているという。男性弁護士は、依頼を放置したとして18年にも戒告の懲戒処分を受けている。