榎峠バイパス

榎峠バイパス

道幅が狭い国道429号の福知山市と兵庫県丹波市の境界(京都府福知山市談)

道幅が狭い国道429号の福知山市と兵庫県丹波市の境界(京都府福知山市談)

 京都府福知山市談と兵庫県丹波市青垣町を結ぶ国道429号の榎峠バイパス整備がこのほど、決定した。地域住民の生活道路だが道幅が狭く日常的な利用が難しかった。2026年度の完成を目指しており、円滑な通行や地域間の交流促進などが期待される。

 京都府によると、現在の道路の幅員はほとんどが5・5メートル以下で、3メートルの区間もあるため、車のすれ違いも難しい。峠道で急カーブが多く、見通しも悪いという。
 計画では、バイパスは片側1車線の延長2・4キロ、幅員6メートル(路肩含めて7・5メートル)で、一部にトンネルを含む。府と兵庫県が共同で整備する。本年度に着手し、総事業費は42億7千万円を見込む。本年度は詳細な設計を行うという。
 府は効果として、丹波市青垣町から福知山市民病院への緊急搬送時間が15分短縮されるとし、両市の観光活性化も期待できるとしている。
 このほど、国土交通省が本年度予算の配分で、補助事業として1億5千万円(京都府9千万円、兵庫県6千万円)を付けた。
 長年、要望活動をしてきた「国道429号改修促進委員会」の佐竹義正会長(75)=福知山市拝師=は「地元の悲願が実った。地域間の交流が進み経済効果も出てくるのでは」と話している。