番組を収録する京都市教育委員会の指導主事たち(下京区・市総合教育センター)

番組を収録する京都市教育委員会の指導主事たち(下京区・市総合教育センター)

 新型コロナウイルスの影響で京都市立小中学校の休校が続く中、市教育委員会は4月の授業で教える予定だった学習内容を解説するテレビ番組を、KBS京都で20日から放送する。動画投稿サイト「ユーチューブ」に載せるほか、京都新聞社の子ども向け新聞「ジュニアタイムズ」では概要を紹介する。市教委は「自宅で学びを継続するために利用してほしい」と呼び掛けている。


 休校中に規則正しい生活を送ってもらおうと、市教委とKBS京都テレビを運営する京都放送(上京区)、京都新聞社の3者が「京都・学びプロジェクト」として企画した。教委と地元の放送局、新聞社が連携して学びの機会を創出する取り組みは全国でも珍しいという。


 番組名は「がんばれ!京都の子どもたち」。小学4年~中学3年の国語や算数など各教科について、それぞれ15~30分ずつ収録し、30分間の番組に編集する。各教科の指導主事が、4月に学ぶ予定の内容や自習の際のポイントなどを分かりやすく解説する。放送予定は20~30日の平日の午前9時、同10時、同11時、午後2時半、同3時半からで、曜日によって放送しない時間帯もある。


 ユーチューブは番組を見ることができない家庭のために28日から公開する。京都新聞社のジュニアタイムズは毎週日曜に発行しており、5月3日版に番組の概要を掲載する。4月19、26日版にも感染防止に役立つ情報などを載せ、希望する家庭には家庭訪問などの機会に教員が提供する。


 市教委は「自分の興味や関心に合わせて見てほしい。家庭でどう学習すればいいか分からない人もヒントにしてもらいたい」としている。