平日の食料品フロアを除き、15日から臨時休業に入った大丸京都店(15日午後、京都市下京区)

平日の食料品フロアを除き、15日から臨時休業に入った大丸京都店(15日午後、京都市下京区)

京都市内の主要商業施設の開業・休業状況(15日時点)

京都市内の主要商業施設の開業・休業状況(15日時点)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都市下京区の京都高島屋、大丸京都店、藤井大丸の3百貨店が15日、食料品を扱う「デパ地下」を除き、そろって当面の間の休業に入った。京都を代表する繁華街の四条通や河原町通周辺では、ミーナ京都などの商業施設も相次ぎ休館。一帯のにぎわいを牽(けん)引してきた商業施設の休業に伴う経済活動の停滞は避けられない。

 デパ地下の営業は継続する高島屋と大丸に対し、藤井大丸は食料品の営業は17日までで18日からは全館休業する。各店のデパ地下には15日、普段より少ないものの買い物客は次々と訪れ、まとめ買いをする客の姿も見られた。
 3店とも大部分の従業員は自宅待機になる。藤井大丸の藤井健志社長は「これまで経済活動を続けながらウイルスと向き合ってきたが、今は感染拡大を防ぐことを最優先に考えた」と苦渋の決断だったことをにじませた。
 百貨店以外の商業施設では、東京や大阪、兵庫への非常事態宣言の発令以降、京都マルイを皮切りにミーナ京都、京都BAL(地下の丸善書店除く)が既に休館している。15日からは東急ハンズ京都店や、昨年12月に開業した京阪グループの複合商業施設「グッドネイチャーステーション」も食料品や宿泊施設を除き休業する。河原町オーパも16日から閉める予定だ。
 四条通の商店などが加盟する四条繁栄会商店街振興組合の野村清孝理事長は「知る限りでは初の事態だ。何とか持ちこたえ、終息した後ににぎわいを取り戻したい」と話した。