県立琵琶湖博物館が公開する「おうちミュージアム」のサイト画面

県立琵琶湖博物館が公開する「おうちミュージアム」のサイト画面

おうちミュージアムで公開されている図面を利用して作った水晶のペーパークラフト(手前)=草津市・県立琵琶湖博物館

おうちミュージアムで公開されている図面を利用して作った水晶のペーパークラフト(手前)=草津市・県立琵琶湖博物館

 新型コロナウイルスの感染防止で各地の学校が休校する中、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)が子どもたちの自宅学習を支援しようと、全国の博物館が参加するインターネットの特設サイト「おうちミュージアム」を通じて情報発信に取り組んでいる。琵琶湖ゆかりの生物を紹介する動画や、鉱物のペーパークラフトの図面などを公開。「身近な琵琶湖について調べるきっかけにして」と利用を呼び掛けている。

 おうちミュージアムは、休校中の子どもたちが自宅で楽しめるアイデアを紹介しようと北海道博物館(札幌市)が提唱した取り組み。感染防止のため2月末から休館している琵琶湖博物館も活動に賛同し、ホームページで公開を始めた。
 動画コーナーでは、琵琶湖のヨシ原が再現された館内の水槽をゆったり泳ぐコイや、ロシアのバイカル湖で暮らす大きなひれを持つカジカのほか、ミジンコなどのプランクトンも紹介する。
 工作では、河原に落ちている水晶などの鉱石や、夕刻に飛ぶアブラコウモリのペーパークラフトの図面を載せた。幼児も楽しめるよう、琵琶湖の主と呼ばれるビワコオオナマズの塗り絵の台紙や、湖周辺で観察できる鳥を記すビンゴゲームのカードも用意した。
 おうちミュージアムの活動に参加する全国51施設のホームページへのアクセスが可能で、他の博物館の取り組みも気軽に楽しめる。
 琵琶湖博物館は今後、新たなプログラムを順次公開する予定といい、「家族で琵琶湖の生物や歴史に触れてもらい、博物館が再開した際には実物の展示を見に来てほしい」としている。問い合わせは同館077(568)4811。