新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、政府は緊急事態宣言の期間中に「人との接触を8割減らすこと」を求めている。専門家によると“接触”とは、近い距離で会話を交わすとか、肩をたたくなどの軽い身体接触を含む面会を意味する。

 端的には、普段1日に10人と会うなら、2人に減らしてほしいという。大変ではあるが、メリハリをつけ、段階的にでも減らす努力が不可欠だ。

 厚生労働省クラスター対策班の西浦博北海道大教授によると、医療やインフラ、公共交通機関などは維持しながら、接客を伴う飲食はほぼ100%控える。企業ではテレワークやテレビ会議などで、最初の週は40%、次の週は60%、さらに次の週は80%などと、徐々に接触機会を減らせないかと提案している。人との間隔を2メートル程度空ける「社会的距離」を取るのも有効だ。

 政府は、電車の乗客数や繁華街での人出などのデータで減り具合を判断するようだ。