新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、各国は「人との間に一定の距離を取ろう」と呼び掛けている。集会を避け、在宅勤務を進めるなど、人との接触を減らすことで感染予防につなげるのが狙いだ。「社会的距離」という呼び方もある。

 米疾病対策センターは、新型コロナはせきやくしゃみに加え、会話などの際に口から飛び散るつばを通じてうつると指摘。症状がない感染者もウイルスを広げているとみられることから、誰からも2メートル程度離れることが感染を防ぐ最善策の一つと推奨している。英国や日本の厚生労働省も2メートルを目安としている。

 2メートルとはどれくらいだろうか。世界自然保護基金(WWF)はちょっと変わった目安を提示。ジャイアントパンダや若い雄のホッキョクグマなら1頭分、キングペンギンなら2羽分―だそうだ。WWFジャパンは「親しみやすい動物を通じて必要な距離を理解してもらえたら」としている。