新型コロナウイルス感染症と診断されても、軽症なら宿泊施設や自宅で療養することになるかもしれない。水分をこまめに取って安静にしていれば自然に良くなる人が大半だが、専門家は「息苦しさを感じたら我慢は禁物」と話す。

 療養中は1日2回(朝・夕)検温し、測った時間と体温を記録しよう。日本プライマリ・ケア連合学会の大橋博樹副理事長は「熱がつらいときは市販の解熱剤を服用していい」と話す。アセトアミノフェンを使ったものが比較的安全性が高い。

 下痢をする人もいるが、大橋さんは他のウイルス性胃腸炎と同様、下痢止めは安易に服用しない方がいいと説明する。

 脈拍や呼吸の状態にも注意したい。安静時の成人の脈拍は毎分60回程度、呼吸数は同十数回が目安。上半身を起こしても息苦しさを感じる場合は肺炎のサインの可能性がある。自宅療養を指示された医療機関にすぐに電話で連絡してほしい。