県茶業会議所が開発した粉末茶。水溶性で飲用以外の利用ができるという

県茶業会議所が開発した粉末茶。水溶性で飲用以外の利用ができるという

 滋賀県茶業会議所(甲賀市)がこのほど、粉末茶の新製品「近江の茶 まるごと食べまっ茶」の販売を始めた。水溶性で飲用や料理用などさまざまな用途で使えるといい、同会議所は「健康成分の高い茶を体により多く取り込める」とアピールしている。

 粉末茶は、カテキン8種の含有率が高い品種から製造。工場でてん茶にした後に粉末化し、水に溶ける特殊加工を施した。飲用時に茶葉が残る通常の茶と違い、健康成分全てを消化できるという。商品化にあたり、摂取しやすいよう1・5グラムの袋入りにした。
 茶の消費減退を受け、同会議所が抗菌作用や血圧上昇などの効能があるカテキンに着目。市から400万円の補助を受け、2年前から味と香りを追求した従来品とは違う健康志向の製品の開発を始めた。
 開発では、新芽の時に通常の茶とは異なり直射日光を当てるなど、栽培と品種、加工でカテキン含有量が増加する方法を採用した。子どもでも飲めるよう苦みを抑えた。
 県茶業会議所は「抗ウイルス性も高く、非常に健康志向の高い製品ができた。飲みやすく、ぜひ試して」としている。30袋入り3024円。同会議所のホームページで販売している。