10万円給付に関する緊急提言を取りまとめた議連会合(東京・衆院第2議員会館)

10万円給付に関する緊急提言を取りまとめた議連会合(東京・衆院第2議員会館)

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する追加の経済対策として国民1人当たり10万円を給付する案について、自民党の若手国会議員でつくる議員連盟「日本の未来を考える勉強会」(会長・安藤裕衆院議員)は16日、所得制限を設けずに一律支給するよう政府に求める緊急提言を二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長にそれぞれ提出した。

 提言は全国民への給付を実現するべきとし、ホームレスやネットカフェで寝泊まりする人についても各自治体と連携して手当てすることを盛り込んだ。

 政府は同日、一律給付に向けた2020年度補正予算案の組み替え作業に着手。安藤会長(京都6区)は「われわれの声を重く受け止めていただいた」と評価しつつ、「所得制限は国民の分断につながる。制限を外すよう最後の一押しが必要だ」と強調する。

 議連の会合では、国会議員への給付について「自ら受け取らない方法はとれる」と述べ、否定的な見解を示した。